メンタルヘルスを高める
WELL-BEING ONLINE COLLEGE "RAPPORT"
「生きる」を考えてみようvol.4
みなさんにとって「生きる」とは? 一つあげるとしたら?
================= 生きるとは◎◎である =================
100人いれば100通りの答えがあると思いますが、わたしから今日も1つだけ、ここにキーワードを置いてみようと思います。
わたしが考える ====================== 生きるとは「活かす」である。 ====================== みなさんは自分の「強み」ってご存じですか? 強みを活かしていますか?? ちなみに私の強みのTOP5は、 審美眼・好奇心・親切心・愛情・公平性。 ポジティブ心理学の父、マーティンセリグマン博士を筆頭に、多くの心理学者が構築した「VIA」という、自分の24の特性を調査する心理調査票があります。 このTOP5は、わたしのVIAの結果です。 ほかにも、職業に活かす強み調査として、 ストレングスファインダーがありますが、VIAはわたしの価値観を探るヒントが沢山詰まっているように感じていて、しっくりきています。 (ストレングスファインダーはまだ学びが浅いからだと思いますので、SFも学びを深めていきたいと思っております) わたしは、これを学んでから生き方がとても楽になったように思います。意識して強みを活かすことで幸福度が高まり、そこで出会った方々との関係性は、何十年も関係しているかのような安心感や信頼感があり、有り難いご縁で繋がっています。 みなさんは強みを知っていますか? 知らないよりも知った方がよく、 知っているよりも使った方が幸福度が何倍も高まるそうです。 (知るだけで9.5倍、使えば19倍も幸福度がアップ) こんな、ポジティブそうに見えるわたしも、 強みよりも弱みばかりを見ていて自分を苦しめた時期があります。 それはネガティブな感覚というよりも、わたしの中にある「向上心」がそうしているのだということに気付きました。 その背景にはスポーツで培った心技体の精神があります。(新体操) 逃げ出す子たちがいる程のハードな合宿や、365日のうち1日しか休まない毎日のハードな練習は、多くのお金をわたしに使ってくれている家族や、家族のように応援してくれる下宿のご夫婦がいたし、何より自分で決めたことから逃げたくなかった。いや逃げ出せなかった。 このように、弱いところを見つけては克服するトレーニングの積み重ねで、いつの間にか「弱いところは変えられる」という強力な価値観が醸成されていったのです。 わたしは、どちらかと言えばエリートコースではなかったので、選手に選ばれる為には、人一倍の努力が必要でした。 また、団塊ジュニアの私たちは相当な人数がいたので、選手になる確率が、他の学年と比べて不利な状況です。 忍耐力や向上心が培われたのは、この背景もありました。 当時、結果も伴って多くの試合に出場させてもらえましたが、ここで培われた精神や価値観は、多くのチャレンジに好影響をもたらすことがあった一方で、後々、自分を苦しめることになってしまったのです。 まさに、論語にある「過ぎたるは及ばざるがごとし」 自分の身体が悲鳴をあげても、それよりもやりたいことを追及をした結果、膝と腰にスポーツ障害を抱えてしまうことになりました。 これが、わたしの20代の大きな谷底です。 大きなチャレンジほど、勇気と同じくらいの不安がつきまといます。 自分の過去の価値観や精神は、チャレンジを後押ししてくれるものの、過度に働くと自分を追い込み、傷つけてしまう。 しかもアドレナリンが痛みが抑制するので、気がつかないのが痛手なんです。 それからわたしは、ヨガに出会い、ポジティブ心理学に出会い、今があります。 まさに、わたしが大切にしている西洋と東洋の調和。中庸です。 様々な人生経験をする中、ヨガや心理学、禅、そしてご先祖様や家族、仲間から学ぶ知恵によって、わたしの向上心と忍耐力などの価値観や精神が、過不足なく機能をするようになり、人生に活かされています。 きっと当時VIAを受けていたら一番に向学心、忍耐力だったと思う。審美眼や親切心、愛は後に強みが発揮されるようになり、上位にあがってきたものと思われます。人生って面白いですね!! ================================= 生きるとは「強みを活かす」ことである。 それは中庸を意識して生きることでもある。 ================================= ように思います。 ================= あなたにとって 生きるとは何ですか?? ================= 生きるとは◎◎である どんな答えが浮かんできましたか 自分の答えを探すきっかけになれば嬉しいです。 今日も、長々とお付き合いをありがとうございました。
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